Yak-27R
A-model 1/72

この機体はYak-25の飛行性能改良型として開発がスタートした機体でした。
高度10,000mで1,024km/h程度でしかなかったYak-25に対して開発されたものの、目覚しい結果を残せず終わりました。
Yak-25が本格生産された頃、アメリカはF-100という超音速戦闘機を配備していたことに端を発した計画でしたが、後のYak-28までその結果はおあずけになりました。
このYak-27には他にロケット推進装置を併用するV型もテストされましたが、速度としては音速を超えるものの実用時間が3分弱ほどしかなく
実用性に欠けるという理由から開発そのものが中止になっています。

キットは基本的にYak-28と似たパーツ構成です。
ただし、機体寸法自体が28よりやや小ぶりなため共通パーツはありません。
バリエーションが少ないせいもあってか、パーツの状態は28シリーズよりは良好です。
しかしながら楽なキットというわけでもありませんのでご注意を。
27,28共に言える事ですが、独特の車輪配置(ハリアーと同じ)から各車輪を接地させるようにアライメントをしっかり出すことがこのキットのポイントの一つでしょう。















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