T-50( PAK-FA ) ZVEZDA1/72

今年2011年は2年に1度の開催、ロシアMAKSエアショーでした。
そんな中、やはり世界の注目を浴びたのはこの機体でした。
ショーでは1、2号機が共にフライトを披露しましたが、さすがにまだ開発段階の機体ということもあって地上展示はされませんでした。
1号機はテールコーンが延長され、IRSTも実装されている様子です。

さて、キットのほうですが最近メキメキと品質が向上しているズベズタ。
この作例は2機目の製作となりましたのでパーツ精度も相まってサクサクと作れます。
ただしパーツ表面は軽い梨地ですので一度ペーパーを当てておくと良いでしょう。
キットには飛行展示スタンドが付属しているので、今回はフライト姿勢で製作してみることにしました。
当然脚カバーを閉じて製作するのですが、前輪のカバーはそのままだと機体側と合わない部分もあるのでプラ板などで自作してしまうほうが確実でしょう。
パイロットフィギュアはキット付属の物。フライトスーツは濃い目のブルーを写真で見かけるのでそれらしく。
キャノピーはズベズタ独特の軟質樹脂っぽい柔らかい素材ですので、不用意にキズを付けないよう注意します。

塗装は3色のスプリッター迷彩です。
それぞれの色が重なる部分もあるため、塗膜が厚くならないように留意しながら塗ります。
直線的な塗り分けの迷彩ですが、機体表面のカーブなどで面が変化する部分は直線が変に曲がったりしないように気をつけます。
エンジンの無塗装部分はシルバー系塗装した後からタミヤのウエザリングマスターDセットを主に使用して焼けを表現しています。
デカールは1号機のみ収録されています。
実機にはウォークウェイの赤い点線が胴体・主翼上面にビッシリと書き込まれていますが、これは残念ながら未収録です。
そこで今回はBegemot製のステンシルデータを使用しています。

飛行スタンドはクリアーパーツで整形されていますが、表面やパーティングラインがやや荒れ気味ですのでサンディングを行い綺麗にしておきます。
なお、運搬や収納を考慮してスタンドは機体に接着していません。

プロポーションとしてはインテークの厚みがやや少ない傾向があることや、コクピット後方から背中にかけての膨らみ部分のラインがやや太いという印象ですが
完成してこのカラーリングを施せば立派なT−50が完成します。

※アカデミーから発売されているT−50もありますが、中身はこのズベズタの物。飛行スタンドと立ち姿のパイロットフィギュアがオミットされている内容です。











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