T-33A SHOOTINGSTAR Sword 1/72

T-33は戦闘機P-80をベースとした複座練習機として開発され、1948年に原型1号機が初飛行しました。
航空自衛隊へは1955年に引き渡され、2000年6月の用途廃止が決定されるまでの長きに渡り運用されました。
その45年間に2300名ものパイロットを育成してきた機体に敬意を表して、1機はコレクションしておきたいと思う機体です。

キットは各スケールで製品化されていますが、今回はP−80からシリーズ化して製品化されたスウォードのキットをチョイスしました。
車輪格納庫内部、シートなどにレジンパーツが使用されているキットでこのあたりはスウォードスタンダード。
レジンパーツとプラパーツとのフィッティングは問題もなく、このあたりはメーカースキルの蓄積が現れている印象です。
インテーク部分の分割も胴体と主翼を含めたシンプルかつ、解りやすい分割のため組み立てにおいて悩む事もありませんでした。

自衛隊パッケージの製品で、もちろんデカールも付属しています。
作例ではステンシルや部隊マークなどの多くをハセガワさんのキットから流用しています。
デフォルトのマーキング選択肢をいくつか用意していただければもっと嬉しいキットになったと思います。

発売が伸び伸びになっているプラッツのキットも間もなくリリースのようですし、次回はそちらも手がけてみようと思っています。














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