T-2C Backeye  Wolfpack


合衆国海軍のアビエーターを多数育ててきた練習機であるバックアイは、1959年から配備が始まった機種でした。
当初エンジンは単発の機体でしたが、後の改良によって双発化され信頼性と運動性能が向上します。
C型になってからはハードポイントも追加され、実際に爆撃などの攻撃機としての運用能力も付与されました。
2008年に全機が退役し、T−45ゴスホークへバトンタッチしましたが、その個性的なルックスや多くのパイロットを育てた実績は
本機の素晴らしい功績と共に輝き続けると思います。

ウルフパックからリリースされた1/72インジェクションキットを製作しました。
スペシャルホビーから1/48もリリースされていますが、1/72でちゃんとしたインジェクションキットは初だと思います。
パーツは綺麗な成型で、パーツ点数も機体サイズのわりにしっかりしています。
とは言え、武装を装備するわけではないので要点を抑えたスケールに見合った内容と言えるでしょう。
胴体や主翼など、主だったパーツの合わせは良好ですが、脚庫カバーのアクチュエーターロッド等の細かいパーツは取り付け位置や
接着面が少々甘い印象ですが、付けられないというレベルではないのでしっかり取り付け位置等を確認しつつ作業を進めます。
インテークのパーツはやや合いが良くないので、しっかりすり合せを行ってから取り付けています。






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