Su-27 FRANKER HASEGAWA1/72


ソ連、ロシア機のキットは比較的最近になってからキット化されるものが増えてきました。
特に旧ソ連時代の機体においてはその傾向が顕著に見られます。
それらのキットの多くは現在のウクライナやチェコなどのメーカーが殆どです。
今から20年以上前の時代背景においてハセガワさんがこのキットを発売したという事実はある意味凄い事だったように思います。
現代のようにネットも充実していない時代にこの機体の資料を収集するのは決して楽な事ではなかったハズです。

そんな理由からもわかるように、胴体幅が広いとかレドームの形状がおかしいとか、些細なエラーはあるキットですが
完成してしまえば誰が見ても立派なフランカーにしかなりません。
「おかしい」と言うより「惜しい」と言うべきなのかもしれませんね。
そのハセガワさんの苦労を労うという訳ではなく、「ありとあらゆるアフターパーツを使ったらどんなフランカーになるのか?」
というテーマで製作したのがこの作例です。
当然金額は無視します。
最後になって計算したらトランペッターの1/32が余裕で買えるくらいになりましたが・・・。
単純にアフターパーツを付けてディテールアップするだけではやはり見劣りする箇所が出てくるので、脚周りの配線を施したり
パネルラインの間違い修正や追加をしたりと、普通なら4〜5日あれば完成してしまうキットに3ヶ月もかけて製作しました。
使用したパーツとしては、アーモリー(ミサイル&パイロン)・アイリス(コックピット/ノズル)・クイックブースト(レドーム/フラップ)
エデュアルド(外装エッチング)・Begemot(ステンシルデカール)など。

こういう作例というのは出来上がると壮観ですが、頻繁には作れないものです。
一定の期間を置いて、自分自身のスキル確認として製作するのがベストでしょうね。










































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