La-250 Anaconda A-model 1/72

アナコンダは西側の爆撃機などの侵攻に対する迎撃機として開発がスタートしました。
1956年に初飛行を成功させたものの、ハイドロ系などにトラブルが頻発。なかなか本来の性能を発揮できず「飛べば必ず壊れる」とまで言われる始末でした。
修理をしても重なる同種のトラブルを解決できずにいたラーボチキンに業を煮やした当局はついに開発中止を命令。
1959年までの3年間という短い開発期間でその命を終える事となりました。
この機体でインターセプターを他に用意しなくてはならなかった当局は、その後世界最大の戦闘機「Tu-128フィドラー」を採用することになります。

このキットはシンプルな外観のため、胴体・主翼・尾翼などの整形がしやすくて比較的作りやすいキットでした。
唯一注意すべきは脚の取り付けでしょう。
主輪側の取り付け位置がいささか曖昧で、しかもイモ付けのため強度が問題です。
機体自体が比較的大柄なこともあるため、取り付けにあたり金属線で補強をいれておくことで一安心です。
機体表面はシルバーですが、大きなデルタ翼や長い胴体ということもあり塗装だけではメリハリを出すのが大変ですし
やりすぎてツギハギのような仕上りになるのもまずいのでリベットを追加しています。

なかなか面白い機体で、製作もA-modelとしては難易度は低い部類ではないかと思います。












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