LOCKHEED MARTIN F-35A LightningU  KITTYHAWKMODEL

F-35は先のF-22同様、代5世代ステルス戦闘機として開発され現在も本格運用に向けて開発が進む最新鋭機です。
F-22と同じステルスですが、F-35は西側諸国による共同開発というかたちで開発が始まりました。
米軍では空軍・海兵隊・海軍それぞれに配備を前提として設計された事などから、それぞれA型、B型、C型に機体の特徴が分かれます。
最も基本となる空軍のA型、ハリアーと同じ垂直離着陸性能を持ち合わせたB型、空母運用を前提とした海軍のC型となっています。
個々の運用形態が異なるため、同じベース機でありながらそれぞれ個性的な特徴を持ち合わせています。
日本国内の米軍基地では岩国基地へのB型配備が公式に発表されています。
そして航空自衛隊においてもF-35の配備が決まっていますが、ライセンス生産の内容や運用開始予定時期がメーカーの機体開発完了前である事など
少々不安材料の残る導入予定となっています。

作例の使用キットはまだ新興メーカーと言えるキティーホークモデルの新製品です。
先にB型がキット化されましたが、シリーズ第2弾とも言えるA型の登場となりました。
B型はあまり興味のない機体だったので、今回はじめてまともにキティーホークモデルの製品を見ることになりました。

機体表面はパネルのシール材など、若干オーバーディテールに思うかもしれませんが塗装してしまえばそれほど苦になるものではありませんでした。
このあたりは個人の好みの問題もあると思いますので各自で調節してもまったく問題ないかと思います。
製作手順はキット説明書に準じていますが、脚などは最後に取り付けるなど塗装しやすい手順を選んでアレンジしています。
パーツ自体はカッチリした印象で、パイロットフィギュアも付属していますし、ウエポンベイに格納する兵装の他に主翼に付くパイロンもパーツ化されています。
また、コクピット周辺やエンジンノズルに使用するエッチングパーツも付属しています。
今回はノズルにそのエッチングパーツを使う事にしました。
パーツクオリティはまずまずと言えますが、図面におけるパーツ番号の間違いが比較的多い印象でウエポンベイハッチのヒンジなど似た形状で右左に使うパーツに
よく見られる傾向のように思います。
中国系メーカーはどうもこのようなパーツレイアウトの番号化で間違いを記載する傾向が強いように思います。
ウエポンベイハッチはラプターよりもユニークな開き方をする構造で、限られたスペースと機体形状がそうさせているのだろうという発見もあります。
内部構造については実機の資料も少なく、おおまかな部分のみ再現されていますが問題を感じるとまではいかないので大丈夫でしょう。

塗装はキット指定では胴体がクレオス305番のみといういささか寂しい指定。
作例では305番にSM04を混ぜたものを使いました。
明るいグレーは306番をベースに少量の305番とSM04を混ぜて塗装しています。

また、フォーメーションライトの部分はデカールが用意されていますが印刷状態があまり綺麗ではなかったので
試してみたかったハセガワの蓄光フィニッシュを貼ってみました。
照明を消すと、貼ったシートがボワ〜っと発光してなかなか良い雰囲気になります。
ワンポイントというより遊びの部分として面白いアイテムではないかと思います。

初めて作ったメーカーのキットでしたが、今後の成長に期待したいです。
MiG-25PDのリリースが発表されているので、今後も注目していきたいです!



















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