F-15E STRIKE EAGLE  HASEGAWA


F-15EはF-111に代わる対地攻撃を主とした機体として1988年4月から部隊配備が始まりました。
採用にあたってはF-16XLとその座を廻って競合が繰り広げられましたが、
機体サイズや将来の拡張性にメリットがあるF-15Eに軍配が上がりました。
実際に搭載重量は対空兵器を装備してもなお11トンものペイロードを持ち合わせているため、
様々な兵装バリエーションを持たせる事が可能です。
一見すれば複座型のDにコンフォーマルタンクを付けた程度に見える機体ですが、構造面では実に60%もの
再設計を行っており最大離陸重量増加、機体寿命延長までも付与されています。

キットは定番品(E39)としてラインナップされた新製品です。
従来品のE帯定番品だったキットに新金型のCFT等をパッケージングした内容でのリリースとなりました。
今までもストライクイーグルは定番キットで存在しましたが、試作型をキット化している内容なので
細部のディテールは量産型とは異なります。
新たに用意されたCFTはさすがに機体へのフィッティングやディテール共に文句ない仕上りを得る事が出来るもので
パイロンも含めて非常に良いパーツと言えます。
後輪の膨らんだ脚カバーもしっかりパーツ化されていますし、ワイドアングルのHUDも新規パーツが用意されています。

作例では唯一再現されていない胴体上のGPSアンテナを追加、主翼下の増層タンクパイロンに接続するミサイルランチャーをLAU-129に交換しています。
ちなみにこのランチャーはハセガワの別売りウエポンセットX72-9「アメリカミサイル&ランチャーセット」に入っています。
キットに付属するウエポンとしてはMk-20ロックアイが付属します。
センサーポットはスナイパーXRとAN/AAQ-13航法ポットを選択、そんな内容から爆装はGBU-12を取り付けてみました。
ちなみに2機目の製作ではJDAMをチョイスすることにしています。
制作上のポイントとしては、機体の基本パーツは少々バリも目立つ部分があったりするのでそれらを丁寧に除去してあげる事。
CFTは機体と接する部分を軽くサンディングしてやると良いです。
また、CFTの下側パイロンに取り付ける振れ止めパーツ(J18)は非常に小さく接着面も小さいので取り付けは要注意です。
ピンセットで弾き飛ばさないようにしましょう。
爆装する場合はパイロンと爆弾に0.5ミリ程度の穴を開けて接続補強をしてあげるのが安心です。
作例のGBU-12もそうして取り付けています。

新定番となったストライクイーグル、イーグルファミリー最強のE型はお勧めのキットです♪










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