AH-1S Cobra HASEGAWA

1966年、アメリカ陸軍で配備が始まったAH-1はベトナム戦争にも参戦し、生産総数は1,000機を超える機体です。
本家のアメリカ陸軍からは全て退役していますが、海兵隊では現在でも運用が続いています。
同様に我が国の陸上自衛隊でも現役として活躍しており、各地域に配備されています。
昭和57年から本格配備となった自衛隊では国内ライセンス生産で配備数も70機を超え、しばらくは現役として活躍することでしょう。
後継機として採用されたAH-64アパッチは、高価な機体価格やアメリカでのブロック2生産終了などによって調達中止という事態になるなど
混迷を極めてしまい、70機以上もの調達は望めないような状況になっています。

キットはハセガワ社の定番品で、いつでも買える安心キットです。
ヘリキットと言えばフジミというイメージがなんとなくあるのですが、AH-1Sに関してはハセガワ製のほうが内容的に利がある内容です。
機首にあるTSUに少し手を加えればC−NITEも製作可能という内容や、メリハリのあるパーツは同社ならではです。
機体の塗装はブラウンを吹きつけ、シャープペンシルで明細パターンを書き込み、グリーンを吹きつけ。
黒いシャドーは筆塗りで仕上げた後、デカールを貼ってからツヤ消しクリアーでコートという手順です。
ローターやスキッドなどのツヤ消しブラックは明度を上げた黒を吹きつけています。
ローターブレードの回転方向側はツヤ有りブラックですが、ここはセミグロスブラックをそのまま使っています。
そのため写真で見るとその雰囲気の違いがよくわかります。














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